半年ROMってろ

 2日ぶりに家へ戻ってきて16時間も寝てしまって、また日曜日が消滅する。

健康保険証の更新と、確定申告の書類を取りに行かないといけないんだけどなあ。

昨日、終電に乗って帰るか、始発まで作業して終わらせてから帰るかの選択に迫られた時、しかしそれは残って作業して正解だったんじゃないかと思う。

 

 23時に起きて、夢の中で小平へ向かっていだはずなのにと思い出す。小平へ向かう途中に屋上から迷い込んだ学校のような施設で、なぜか屋上へと迷い込んでしまったため、そこから逃げ出すために隠れながら階段を一段一段駆け下りて、1階の職員室の前の非常通路のような場所へ出た時に一人の職員に見つかって、ふと見つけた出口のようなところへ疾走していく最中に目がさめて、しばらく、現実の暗い部屋でその夢に見た学校のことに思いふける。黒くていかにも硬そうな木でできたその校舎は、きとこれまで何千人も人が活動してきたであろう歴史を感じさせるようにあちこちすり減って丸くなって、適度に埃がたまっていて、逃げる瞬間にふと見やった職員室の入口の窓には、たくさんの先生たちのシルエットがうごめいて、朝特有の新鮮なエネルギーに満ちた雑多な声が聞こえるので、ああこの名前も知らない、存在していない学校の中でもまた1日が始まろうとしているんだと思う。