今日の夢

僕が昨晩酒をしこたま飲んでいて昼前まで寝てると、点けっぱなしだったTVからはるなあいが昔住んでいたところを再訪するという類の番組が流れていて、半分起きかけている頭の中にその音声が流れ込んで来たせいで夢の中でもその番組が始まって、ひどく物悲しいけど美しい、さびれた高層団地のような場所にはるなあいとカメラマンとぼくと、もう一人男の芸人で向かっている夢を見た。その美しい団地はまるで水彩画のようなタッチのだだっ広い芝生の丘の上にぽつんと一棟だけ立っていて、空には薄い橙色をした雲がかかっていた。はるなあいは現実のテレビで喋っているそのままに夢の中でも喋っていて、わ〜なつかしい〜なんていいながらズンズンその団地に入っていく。

中へ入ったらすぐ階段があり、薄暗い中その傍に灰皿が置いてあって、はるなの家はその階段を上ったすぐ横のドアだった。

 

中へ入る間も無く目が覚めて、目の前のテレビで暫く茫としたまま現実のはるなの実家を見てた。

 

風呂に入って歯を磨いて、洗濯物を取り込んで、シンクを掃除してから何事もなく会社へ行った