無味
・無邪気な人間は、その無邪気さを担保するための圧倒的な物量をもっている。
・サッカーや、プロレスなどで人間は闘争の欲望を代替的に発散させている。
紀元前の西欧のあたりでは、まだ戦争というのが単なる政治的手段って感覚であり、
兵器がだんだん複雑になって兵士がエゲツない死に方をするようになってからは
ある種の発散手段であったはずの戦争もなりを潜めた。
「草枕」の主人公のように人情を嫌って、ただ一人として無時間的に時を過ごす生き方って、人の生き方としてどうなんだろう
・普段の暮らしの些細な好悪の感情の中から敵が生まれ、味方が生まれるのであろうか。功利主義のこの世の中において、どうにかして無用な闘争を避けられないものか。
真面目くさって考えていると、なんか今日もいろいろなことが起こる。
別に結果がほしいんじゃない。納得のいく過程の上に、それを証明するものとして結果があれば良い。
・他人を自分の中に入れる心の余裕
・周りの状況を把握しておく注意力
・自分の情緒と生活を意識の管轄下におくこと。
闘争と逃走って逆の意味なのに、読みは同じ。
おわり。