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6月24日

永田カビさん「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」を読む

そうですね、そんな感じですよね。と頷き続けることしきり。人と人とがわかりあうっていうのはかくも難しいことなのだ。

親の庇護は、未開の自然、動物である子供が、複雑な人間社会に適応していくために、これをしてはいけない、こういうものがあるよ、と橋渡しをしてくれるための存在なのだ。自分で決めて、自分で行動することの判断を留保するために、親の庇護があるわけでは決してない。

あーあ。その辺りがどこかおかしい気がする。日本社会の構造。いや、また考えてない感じるパターンなんだがさ。自我とか、アイデンティティとかいうものを独立させることなしに、社会に対する能動性を発達させることをしないでも、ただ身体を継続させることはできるのだから。こういう状態が問題を生じさせる。精神を継続させることができなくなるのだ。社会がいっきにグローバル化して、またローカルとグローバルの価値観どうしで摩擦が発生する。そう簡単にはいかないよ、これを解決するのは。だってかなりしんどいと思うぜ。自分の親や、祖父や、この国をある意味で否定するってのはさ。皆が皆、「抱きしめられたがっている」「母親的な観念を求めている」「全面的な承認を欲している」(それが社会全体のパフォーマンスを下げる、活気を失わせる、人が生きるための希望を失わせる)って、かなりヤバイ状況だって思うじゃん。そんな社会って絶対どっか問題があるでしょ。主に人が成長していく過程でさ。精神の基盤が脆弱ってことは何かがどっか足りてないんだろうね?何だろうね?(頭がこれ以上考えるのを拒否している。なぜならその劣等感を直接刺激するような出来事が今日あったし、それに俺もまた抱きしめられたがっている当の本人だからだ。)

他者をアクセプトする、というやり方が、わからない。(英語を使うのは日本語でこれに相当する言葉が無いからだ無いわけでは無い、ただ今の俺がそれに納得していないだけだ)いちいち他者を受け入れてたら、まともな精神じゃ心が折れちゃう。たぶんでもね、ここに問題があるんだよ。

受け入れられるはずなのだ。

クソッ!

第二次世界大戦天皇アイデンティティの全てを奪われて自主自立のジの字も知らずに生きていた祖父母に育てられてバブルで日本の価値観がおかしくなってた頃に青春時代を過ごした両親が(財テクとか就活とかイミフすぎでしょ )まともに俺たちを育てられるわけがないんだよなあ。俺の場合だってそうだよ。公務員なんて、ある意味家畜小屋で生活しているようなもんでしょ。右腕一つ我が身一心でサバイバルしてきたアニメータなんて人たちに会ったら、そりゃあアイデンティティについてのギャップも生まれるわな。

 

日本では悲しいかな自己主張をすることが、場合によっちゃあ悪になるパターンだってある(集団内の摩擦を減らすためにね)受け止めきれないからだ。そんな自己主張をしてくる奴を。俺だってそうだ。そんなエゴを押し出してくるような奴がいたら全力で憎む。苛立つ。俺だってしたいのに!と思う。

そういう摩擦を減らすために「アクセプト」のやり方が必要なのだ。

 

 平野啓一郎さんという作家が何故懐古的な文体で処女小説を書いたのかというと、自分の言葉で世界を語ろうとしていたからだ。日本語の持つ、あの鈍い感じ、全然ソリッドじゃあ無い感じと決別して、何か別の世界観を召喚する必要があったからだ。

 ツイッターだってそうだ。俺が何故ツイッターでつぶやくのをやめたのかというと、またずるずると他人と自分の境界がわからない曖昧な承認を得るのに堕してしまうことを目的に使ってしまいそうになるからだ。特に今みたいな、精神の基盤が緩んで心が脆弱になっているときは。生命力が、下がっているときには 。

 

今日あったことは、また俺が俺を許せなくなってしまったということだ。決めた時間にスカイプができなかった、そんな人によっては些細なことが俺にとっては大問題なのだ。昨日の時点で追加カットが来ることは想定できたはずだろう、こなければいいなという願望で、またお前は世界を歪めて捉えていたんじゃないのか、自分の都合のいいように世界を捉え直していたんじゃ無いのか、とか思ったわけ。そういう意味での曖昧さによって、また俺の心の中のトラウマが開く。膿が広がる。世界が暗黒面に支配される。

べつにもう急に世界が怖くなる!とか、みんなが僕に優しく無い!とか思わない。そんな自意識の暴走は、あまり意味が無いことがわかっている。駄々をこねてもかなわないから諦めた、という意味ではなくって、そんな一面的な主張は発信する側と受け手側、また俺自身が受け手側に回って同じように発信されたらと考えたり、そうした行動が集団全体に与える影響などを考えた結果、悪い状況しか生まないということに「納得」したという意味だ。

 若松くん、ああ、若松。口に出すのがはばかられる。お前はなんで高校時代によく俺と一緒にいたんだ。ちっともわかりあえなかったじゃないか。お前のせいで俺は自由を奪われてしまっていたじゃないか。

 

ちょっと精神が持たなくなってきたので分けて書く。